恐ろしい踏切 & 長瀞周辺アウトドア

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「恐ろしい踏切」

 

 鉄道に乗りたい次男坊と、健康診断を控えて山(と洞窟)に行きたい父の妥協案で長瀞方面へ。

 ① 上武鉄道廃線探索

 ② 日本三大さざえ堂 成身院

 ③ 陣見山登山&岩谷洞探索

 ④ 親鼻駅前踏切

というプランになりました。

 

① 上武鉄道廃線探索

 まずは関越道本庄早稲田ICを降りて駅へ。八高線の奥にもう一線路分の空き地があり、路線があったことがわかります。

 そのまま廃線跡を進むと途中で観光緑道になり、さらに先には中学校前の廃駅ホームがあります。

 低地から土手を作って線路にした跡が1番の壮観ですが、いまだ線路そのものは出てこず…

 と思ってると、川を渡る手前の元踏切と思しき部分だけに線路が残っており、さらに川にはガーダー橋が残ってました!渡れなかったけど。

 

 

②日本三大さざえ堂

 ついで20分ほど走って成身院へ。サザエ堂とは、螺旋状に堂内の仏像を巡れるお寺で日本には3つしかないとか。会津のサザエ堂がすごく良かったのでここにも立ち寄り。

 受付を済ませてサザエ堂に行くと、螺旋状のタワーだった会津のサザエ堂と異なり、一見ただの二階建てのお寺ですが、中は三層構造でぐるぐる巡りながら階を上がっていく造り。

 一見普通の見た目と違う構造が中にあるというのは面白いつくりでした。

 

③ 陣見山と岩谷堂

 成身堂からさらに沢筋の非常に細い林道を登っていくと、終点に少し広い駐車場あり、そこから岩谷洞経由で陣見山へと登山開始。

 岩谷堂まで350m約15分、との看板ありましたが、10分で岩谷洞に到着。約5mほどの奥行きの洞窟内に仏様とコウモリが。。。

 

 さらに5分ほど登ると奥岩谷洞に到着、こちらはひと回り小さく奥行き3mほど。

 お参りの後、さらに10分ほどで陣見山山頂に到着。展望はないけどお菓子を食べて一服。小粒ながら2つも洞窟あり、面白いコースでした。 

 

④ 親鼻駅前踏切

 ここは謎の動きをする踏切として本にも取り上げられた踏切で、踏切には1719に貨物列車が来て25分間踏切が開かない、との記載があります。

 しかし、時間が過ぎても現れず、帰ろうかとしましたが次男坊が「遅れてるだけかも」と粘っていると、約10分遅れで貨物列車が登場!踏切が閉まって通過していく…と思いきや、通過し切る前に踏切がオープン!そしてそのまましばらくして踏切を塞いだまま貨物列車が停車。確かにこれでは踏切通れない…

 謎だらけの運行ですが、開いた踏切がまた閉まると、普通電車がやって来て貨物列車を追い越して行きました。なるほど、このために貨物は停車したんですね。下りの普通列車ホームは踏切に挟まれた島状のホームにあるので、貨物退避中も一度開かなければならない仕組みでしょうか。とはいえ走行中に開かなくても??

 ということで山と鉄の混合ツアーでしたが、圧倒的に最後の踏切が面白かった…のは親も鉄分が増えてきたのでしょうか⁉︎

浅間山レッドフォール氷瀑とCO2センサー製作

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今回作って図書館に提供したCO2センサー。浅間山としなの鉄道のろくもんを描きました

コロナ感染拡大で広がったCO2センサー。見てるものはCO2ですが、結果的に換気能力の指標になるということで、最近はショッピングモールなどにも設置が進んでます。しかし買おうとすると数万円とかなり高いものになるらしく、地域の図書館に置くには予算不足、ということでCO2センサーの製作体験募集があり参加してみました。

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オンライン工作開始!今回の背景や協力会社の苦労話なども交えて説明が進みます
本来は佐久市立科学館で行う予定だったみたいですが、オンライン制作体験になったみたいでキットも送付いただきました。中には2つ分の部品があり、一つは自宅用、もう一つは図書館に返してもらうという設定。ということで出不精の長男もオンラインならと起きてきて、兄弟で製作体験開始。よく出来たキットで工作そのものは比較的簡単に完成しましたが、デザインを考えて書くところが大変で、当日はほぼ描けずに終了。

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ちなみに以前しなの鉄道で見た「ろくもん」。この写真を見て描きました
 そこから1週間かけてデザインを考えて下絵を描き、次の土日に附属のアクリル絵の具で塗って完成!電車好きな次男なので、CO2センサーの表示部を、佐久市含め東信地区をはしるリゾート列車、ろくもんの窓に見立て、浅間山麓を走るデザインになりました。

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完成したCO2センサーを図書館に奉納!

 

 さてCO2センサーが完成したのでどうやって送ろうかと考えましたが、たまたま浅間山には赤い氷瀑があることがわかり、また小海線にHighrail1375という観光列車も走ってることがわかったので長野新幹線〜小海線〜あすざ、の大回り旅行作戦を決行。あさ7時台に家を出て大宮から新幹線に乗車。佐久平駅前のカーシェアを借りてまずは佐久市立中央図書館へ。ちょうど開店したばかりでオンライン工作にも参加されてた館長さんが出てきていただき、手渡しで奉納することができました。

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図書館でひたすら電車の本を読む次男坊…
 ほっとけば図書館でも電車の本をずっと読んでそうだったけど、1時間で切り上げて浅間山中腹の天狗温泉へ。ここも真っ赤な湯の温泉が有名な山宿ですが、どうやらその鉄分を含む川の上流に真っ赤な氷瀑ができるとの情報。たしかに川沿いを歩き始めると異様に川底が赤く染まっていることが見えます。雪の白さがさらに際立たせてるからかもですが。

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天狗温泉からすぐ登ったところの沢の色。鉄分で真っ赤に染まっています
 登山道はずっと雪が残るものの、結構人が入っててしっかりしてたので、スノーシューやアイゼンは不要でスパッツだけつけての登行。30分ほど歩くと一の鳥居という鳥居が現れ、道が2本に分岐しますが右が不動滝とあるので右を選択。ここまでくると再び沢が近くなり、流れている水の色も透明ではなくなんらかの成分が濃くとけている沢であることがよくわかります。さらに15分ほど歩くと何やら沢の上の方に巨大な赤い塊が見えてきます。これが浅間山の赤い氷瀑・不動滝!

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不動滝の少し下の沢の色。赤茶けた鉄分の溶けた色をしています
 沢沿いであまり平地はないものの、少し雪もなく座れる場所があったので滝を見ながら湯を沸かして昼ごはん。今日はラーメンでなくカップカレーでしたが、よく似た色の氷塊。笑

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姿を現した不動滝の赤い氷瀑!土砂崩れのようにも見えます。笑
 また不動滝をよくみると、滝の中からはザーザー音がして、もう内部は氷が溶けて水が流れているようで、この氷瀑ももう少ししたら溶けて崩壊してたかも知れず、良い時に来れました。

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不動滝前でカレーメシを食べる
 氷瀑と昼食を堪能後、もうひと登りして二の鳥居まで行って記念写真を撮ってから下山。下りは早いものの、天狗山荘に着いたらHighrailの発車予定時刻の1時間前で、急いで片付けて佐久平駅へと直行。

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今回の最高到達地点、浅間山二の鳥居、標高約1600m
 駅前には発車15分前に着き、返却確認をして小海線ホームへ。しかし小海線の長野側はSUICAが使えないらしく、一度戻ってダッシュで切符を購入し戻ってきたところでHighrailが入線、危ないところでした。

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小海線から浅間山を望む
 Highrailは座席が窓側を向いているので快適な電車旅。車内販売のビールもいただき、電車旅を満喫。車で来たらこうは行かないですしねー

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JR最高標高駅の野辺山では10分停車して写真タイムがあります
 中込駅では駅員さんの歓迎、最も標高の高い野辺山駅では写真タイム含めた10分停車、車内でのプラネタリウム上映など、たった800円の指定席の価値以上の体験ができました!

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おまけ・Highrailとあずさ、小淵沢駅にて。

裏磐梯イエローフォール氷瀑

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鮮やかなイエローフォールの氷瀑


 2月連休の2日目は裏磐梯のイエローフォールへのスノーシューハイキングに挑戦、子供たちは初のスノーシュー。

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初スノーシューに気合い十分!?

宿泊していた岳温泉の地元食材満載の豪華なバイキングを食べすぎ、もう一度温泉で腹ごなししてから裏磐梯へと移動。ついこないだの関東でも雪が降った寒波のせいか、路面には結構な積雪が。特に桧原湖から裏磐梯スキー場に上がる道は雪多く、慎重に運転。

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スキー場上部からの桧原湖の眺め。凍った湖上にワカサギ釣りのテントがたくさん

 スキー場に着いてリフト券を買いに行くと、あと10分待てば午後券が発売になりかなりお得になるそうなので、準備しながら待つことに。なおスノーシューでリフトを上がるともう一度リフト降りてから出ないとスキーに切り替えられないため、子供たちはスキー履いて、親は子供用のプラスチックワカンと登山靴をザックに入れてテレマークスキーでリフトに乗り、リフト終点で子供たちは履き替える作戦。幸い天気も良くリフト上部は平らで広いので、案外あっさりスキーからスノーシューへの履き替え完了、スキー靴は立てたスキーの隣にスキーブーツ袋に入れてスノーハイキング開始!

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凍った銅沼の上を行く

 裏磐梯は江戸時代の磐梯山の噴火で爆裂火口跡があるのですが、この裏磐梯スキー場の上部がまさにそれで、リフト終点のすぐ先は銅沼という沼があり、それが凍っている冬季は平坦で歩きやすいコースになっており、また最近のイエローフォール人気で今日はかなりの人数が入っているみたいで踏み跡も明瞭、スノーシューいらないんじゃないかと思うくらい踏み固められてましたが、むしろ子供たちは勝手に新雪エリアに踏み込んで行ってスノーシューを楽しんでいる様子でした。15分ほど歩くと広い雪原に出てここが銅沼の中心部。ちょっとした雪の塊をジブリのネコバスに見立てた雪像があり記念撮影。

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雪のネコバス

 銅沼は完全結氷してて沼の上をサクサク歩けますが、対岸くらいまでいくと岩の上から湯気が上がってたり、一部湖面が溶けていたり。未だに火山活動が続いており、沼の一部からも温泉が湧いているのかもしれません。

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噴煙上がる磐梯山中腹と、部分的に溶けて湖底の赤い鉄分が見える銅沼

 沼を渡り切ると、目の前に磐梯山の火口壁が見え、また傾斜が出てきて上り坂になります。ひとしきり登って振り返るとスキー場越しに桧原湖が。桧原湖も凍っていて湖上にたくさんのワカサギ釣りらしきテントが。

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磐梯山が大きく見えたら、もう少しでイエローフォール

 そこで登りは大体終わりで、そこからは10分ほどトラバースしてイエローフォールのある岩壁へと向かいます。森を一つ抜けるとかなり鮮やかに黄色い雪壁が見え、最後に沢を一つ横切ればそこがイエローフォール!

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イエローフォール全景。滝に掛かる雪との対比が鮮やか

 イエローフォール前でお湯を沸かし、軽くラーメンを食べながら黄色い氷瀑を堪能。食べ終えたところで子供たちは先に帰路に出発。なんたってこちらはスキーだからね!片付けをしてから出発し、わずか標高差100mほどですが颯爽と滑り降り…たものの子供たちには追いつかず。意外な速さに少し焦ってると横の森の中からひょっこり現れて合流。せっかくのスノーシューなので新雪の中を歩いてたらしい。

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おまけ① ゲレンデ内にあるロングぶらんこ。スキー靴のままで楽しめます

 スキー場まで戻ったら、ここからはお楽しみのゲレンデスキー開始。リフト代分滑るぞ!と意気込み、残り2時間ながら10回以上リフトに乗って十分元を取りました。笑

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おまけ② 帰りに寄ったアクティブリゾート裏磐梯(温泉)お土産屋の巨大あかべこ

 

中央線廃駅 & 禍誤除けの滝ブルーフォール氷瀑

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禍誤除けの滝裏側からの眺め。光を透かして見るためかとても青く見えます


 仕事でも遊びでも良く中央線周りは行くのですが、ある時次男坊に「これは中央線なの?」という質問を受けて困ったのが岡谷〜辰野〜塩尻の妙な三角形。どうやら昔は中央線だったところが、塩嶺トンネルができてバイパスされ、今は通称辰野支線と呼ばれて運用されてる様子。しかも東塩尻という廃駅もあるらしいので、これは行かねば、となり出動。

塩尻駅の山賊蕎麦。信州名物のボリューミーな共演!

 最初は岡谷〜辰野〜塩尻を乗ろうと思いましたが、直通電車はなくイマイチ乗り継ぎ悪く帰りが大変になりそうなのと、そういえば昔岡谷〜辰野は飯田線方面に行く時に乗ったことを思い出し、塩尻〜辰野間をピストンすることに。塩尻駅前の駐車場に車を停め、駅にある蕎麦屋で昼ごはん。松本エリアの二大めいぶつ、山賊焼とざるそばが一緒になった、山賊蕎麦を食べましたが、山賊焼のボリュームにびっくり。

塩尻駅ホーム。左は中央西線の中津川行き電車、右が辰野支線の辰野行き電車

 ホームに行くともう電車が入っていて、乗ったらすぐの発車。次の駅は小野ですが、その妙に長い駅間の中間地点に東塩尻という廃駅があった様子なので、乗りながら見てましたが今ひとつ分からず小野駅に到着。

辰野駅到着。駅の標識にも辰野駅が飯田線と辰野支線が分岐してること、またJR東海とlocoJR東日本の接続駅であることがわかる


 そのまま辰野駅まで行き、10分乗り換えの間に駅を出て辰野駅でも写真を取ってから戻りの電車で塩尻駅へ。塩尻方面行きだと、なんとなく支線が分かれるポイントが見えた気が。

塩尻に戻る辰野支線内からの旧東塩尻駅と思われるポイント。右側に引き込む感じ

 その先に何かがありそうな雰囲気だけがわかったので、塩尻駅まで戻ったのちに東塩尻駅あたりまで車で移動。Googleのナビに任せて向かうと、最後は急な林道を登ってヘアピンカーブを曲がるとそこは辰野支線の真横!

先程ポイントに到着。びっくりするほど線路の近くに出ました

そのまま少し走るとホームの跡を発見。線路は終点あたりに残るものの、現在の線路との間は木が生えていて完全に廃線状態でした。引き込みの廃線・廃駅は初の訪問で次男坊も大喜び。

引き込み線の先には線路が残ってました!

 廃駅探訪後は中央道を南下して喬木村の禍誤除けの滝へ。いずれは三遠南信道で中央道と繋がるインターのすぐそばにある滝ですが、まだ繋がっていないので松川インターから狭い下道を運転して滝の麓へ。普通に走ると無料高速区間に入りそうになりますが、冬季閉鎖ゲートのある旧峠側に進み、ゲート前に停めて出発。

旧道側にある禍誤除けの滝入り口。立派な看板があります

 出だしこそ急ですが、数分登ると割に平坦な道になります。ただしそこからは比較的長く、緩いアップダウンを15分ほど進むことになります。

禍誤除けの滝への道はしっかりとした道標があります

 道標はしっかりしてるので迷うことはないですが、かえってまだつかないの?と思わせるようで、子供をなだめながら進むと、沢に降りる道となりその途中から禍誤除けの滝が見えます!

禍誤除けの滝に到着!雪が少なく寒いエリアのためか、青さの際立つ氷瀑

 

 沢に降りると高さ20mほどの滝が凍っており、しかもこの辺は雪があまり降らないためか滝に雪がつかず見事な青い氷瀑。

滝の裏側につきました。時が止まったかのように水の流れが止まってます

 ある程度までは近づけますが、滝の周りは凍った坂道になるのでこないだ初めて使った軽アイゼンを取り出して装着、慣れてきた感じ。軽アイゼンをつけて気が大きくなったのか、滝のそばまで行く、というので慎重に登り、無事に滝の裏まで到着!

滝の下で氷片を見つけ、持ち帰って風呂で溶かして遊んでました

 裏から光を透かしてみるとさらに青さが際立つ感じで、見飽きない光景。これまでもいろいろ氷瀑を回ってきましたが、これほど青い氷瀑はなかったような気がします。きれいなので氷柱を持って帰りたい!というので落ちてる氷柱を拾って下山。帰ってからお風呂に入れて遊んでました。笑

14歳の山・1414m地蔵峠

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標高1414mの地蔵峠。標識にもしっかり数字が明記

 長男が14歳になるので14歳の山を探しましたが、1414mの山は秋田とか遠い所にしかない一方、静岡にある地蔵峠は峠ながらちゃんと1414mの標識あり、また富士山の展望も良さそうなので、ここに行くことにしました。

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林道途中にあった、わさび栽培発祥の地であることを示す看板

 新東名新静岡ICで降りて南アルプスへと北上。どんどん山里になり、通称奥静岡=オクシズ、というようです。渓谷沿いから山道に入るとわさび屋さんが。どうやらワサビの栽培は家康が食べるためにこの辺で始まったとか。

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林道終点からの登山道入口。すでに結構な積雪です

 さらにどんどん登っていくと葵高原という場所に到着。この辺りから路面に雪が結構出てきて、静岡といえどスタッドレス必須。標高1100mの無名の峠には数台分の駐車スペースありましたが、残りちょうど1台分でした。ここも積雪数センチあったので、最初からスパッツとアイゼンをつけることに。子供たちは初スパッツ&アイゼン。

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子供たちは初アイゼン&スパッツ。アイゼンは氷の上を歩きやすくて気に入った様子

 出だしだけ急だけど、基本的には峠までは緩い坂が続きます。所々で10cm近くに成長した霜柱あり、踏み潰したり投げたりしながら登ります。

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登山道で見つけた、かなり大きな霜柱。10cmくらいある?

 約1時間ほどで目的地の地蔵峠に到着。目的とした1414mの標識で長男は記念撮影。次男は木々の間から富士山を見つけて「富士山が見える!」(ので、もう登山終わり、と思って)と喜んでました。

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主稜線からの富士山。近くて大きい!

 そうは問屋が卸さず、隣のピークまで登ることを話すと子供たちからは文句が出ましたが、残りあと100アップなことをつたえるとなんとか登山再開。やはり年齢標識は山頂が良いですね…この100アップは主稜線なので結構急でしたが、とはいえ100アップなので15分くらいで到着。仏ケ谷山山頂は日当たりも良から雪が溶けた平地あり、そこで昼ごはん。

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標高1503m、仏谷山の山頂はひらけていてランチにちょうど良かったです

 ここでも富士山はよく見えますが、木陰の先に見える感じなので、次の峠まで歩いて周回コースで戻ることに。主稜線上は笹の草原が続いて展望よく、ついに木に遮られない全開の富士山が見える場所に到着!

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山葵田が出てきたら、林道(葵高原)はもうすぐ

 そこからは黙々と下山し、自分だけ峠に登り返して車を取ってきて登山終了。

 実はオクシズエリアの登山は初めてでしたが、富士山がよく見えて良いエリアかも。また来たいですね。