テツ分多めの次男と、奥多摩にあるプチ廃線探訪。
青梅線二俣尾駅へと採掘したセメントを輸送していた線路が廃線となった後も遺構が割としっかり残っているらしいです。
二俣尾駅近辺は狭い谷間でコインパーキングなどはないですが、所々に残る旧道の部分に駐車できる場所があり、そちらに止めてから歩き始めます。
青梅線本線から分岐するあたりは民家の奥にあって入れませんが、沢に分岐したところあたりから廃線跡に入ることができます。線路があった平坦部分が沢沿いに作られており、一部ですが鉄路の遺構が見られます。まずは線路の切り替えポイントが登場。とても重い鉄の塊ですが、子どもの遊び道具になってました。
さらに廃線跡が小川を横切るところに出ると、遺構が現れます。枕木は落ちているものの、鉄橋の鉄骨は未だ残っているため、落ちないよう恐る恐る渡ります。
最初の鉄橋は土台の鉄骨も残ってしっかりしており、さほど長さもない鉄橋でしたが、さらに奥に分け入って出てきた2つ目の鉄橋は、もはや線路部分だけしか残っておらず、倍以上の長さのため、人が乗るとしなるようなものでしたが、こちらも無事渡り切ることができました。ちょっとしたアスレチック状態ですね。笑
鉄道の先はインクラインがあったらしく、その遺構らしい場所まで行きましたが、インクラインの遺構はほとんど残っておらず、そのまま山頂の山まで登って終了。なかなか面白い、新しい趣向の登山でした。