坑道ラドン浴 富栖の郷

 関西のスキー場に行ってみようと思い、いろいろ探している途中に、「日本唯一の坑道ラドン浴・富栖の里」という温泉?を発見。結局ここにハシゴできるスキー場を選んでセットで回ることに。

選定したスキー場は、姫路の北にある峰山高原スキー場。一応リフトも複数あり上級コースもある様子。神戸から運転すること約2時間で到着してリフト券を買いに行くと、驚くべきことに「3回券」とか「5回券」なるものがありました。新潟とかでは普通10回券以上が普通ですが、10回も滑るニーズがないのか⁉︎笑

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スキー場のコース図。3本のコースがあります

コース図を見るとコースは初級/中級/上級の3本だけでしたが、3回券では割引がないので5回券を購入してまずは初級者コースへ。こちらは子供がたくさんいてなかなか滑りにくいので中級コースへ。こちらはなかなか面白いですが、後半は先程の初級コースに合流するので、結局最後3本は全て上級コースを滑走。上級コースは短いながらそれなりの斜度ありそれなりに楽しめました。

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リフトからのスキー場の展望。今年は割に雪が降ったはずですが、滑走エリア以外には雪はなし

 この時点で2時前だったので、念のために富栖の里に電話すると、閉館5時だけど受付は3時まで!とのことで急ぎラドン坑道へ。距離的には高くても山を回り込むので若干過ぎたものの電話しておいたので受付はさせて頂き、日本唯一とされるラドン坑道に入ることができました。

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富栖の里のラドン坑道の入り口。見た目は鉱山の坑道そのまま

 受付後は通常の岩盤浴のように館内着に着替え、待合室で水を飲んでいるとスタッフの方が坑道に案内していただけます。行動に入るドアを開けると、鉱山の時の掘削がそのまま残る通路をしばらく歩き、メインルームに到着。岩盤浴のように部屋は熱められておらず、少し湿度の高い部屋で毛布をかぶって横になるという形。なんとなく岩盤浴的なイメージでしたので少しイメージと違いましたが、少し横になっているとあっという間に爆睡、気がつけば最後の1人になっていたという状況。わずか5本のスキーでも疲れていたのか、ラドンの効果なのか⁉︎笑終わった後は不思議な爽快感があったのは確かです。

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坑道内をしばらく歩きます。ここも坑道そのもので雰囲気あります

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メインルームに到着。ここは坑道の分岐点だった場所のため広くなってます

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実際の休憩場所。坑道の支線にベッドが置かれていて、空いてるベットを選んで休憩します

 ついでに近辺の名所でる鹿ヶ壺と、干支の巨大藁人形で有名な安志加茂神社に立ち寄ってから帰宅。ラドン坑道でもらったら1ヶ月間有効の1000円割引券をまた使いに来るかどうか、ちょっと考えながら神戸に帰りました

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鹿ヶ壺渓谷。日本最大のポットホール群とのことで、滝壺はとてもきれいなブルーです

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安志加茂神社が毎年正月に作成する巨大干支像。土台の下駄は車が通れる大きさ!