今週は平日から雨が続き、「神奈川の水がめ」というホームページを見ると宮ヶ瀬ダム以外はみなゲートから放流していることを確認(★発電放流だと外から見えないので注意)。この近辺はもう降らない予報なので、各ダムの放流を見に行きました。
まずは最も近い城山ダムから。城山ダムは天端を国道か走る珍しいダムで、ダムの付け根に駐車場と展望台があります。
展望台からみると、3つのゲートから越流させており、下流は沸騰したお湯のような状態に。次男が「水量減ったらダムをウォータースライダーできるかな?」「やめなさい」
ついで同じ相模川の上流にある相模ダムへ。相模ダムは相模湖を堰き止めてるダムで、相模湖の大きさの割に意外に小さめなダム。水量も城山ダムに比べると控えめ。ただ相模ダムは天端は歩行者限定のため、ゆっくりダム上部を見回れるのはありがたい(城山ダムは国道で歩道がないので天端歩けない。)
さらに相模川支流の道志川に架かる道志ダムへ。ここはかなり山道を走った先に、急に目の前に出てきます。小ぶりなダムですが、なんだかすごい音がする。車を停めて歩いてダムに戻ると、ゲートから水が斜めに放水される作りになっており、今日の放水量では対岸の崖に激しくぶつかって先程のすごい音を出していたことがわかりました。ウェブサイトを見るとここは20m3/sと1番少量の放水量のようでしたが、渓谷にあるためか次男は1番気に入ったようでした。
最後は神奈川南部の玄倉川にかかる三保ダムへ。実はここが1番行きたかったダムで、過去の放流の写真を見ると越流の白い水流がナイアガラのような美しさだったからです。また、ダムカードを模したフォトフレームもあるとか⁉︎
かくして三保ダムに向かい、ダム下広場への分岐でハンドルを切ると程なくして放流する三保ダムが木の間から見え始めます。駐車場に停めて公園へ歩き出すと、まずは発電放流で出てきた水を貯めるプールが。なぜか丸くて「どら焼みたい」と言われてました。
公園の真ん中には、件のダムカード型フォトフレームが!ダムは上部しか見えない位置ですが、他にない面白い趣向なので写真撮影。さらに川まで歩くと、3つのゲートから越流した水流がナイアガラのようにつながった三保ダムの全景が! 勝手に神奈川のナイアガラと命名。
地図を見るとダム下から天端まで登れるらしいので軽くハイクアップ。ダム高は95mらしいので約100アップ。草が綺麗に刈られていてなかなか気持ちいい道です。
天端からは、鉄柵越しですがゲートの真上から越流を見られ面白い。また鉄網の上に立ってダム湖面も。またダムから降りると丹沢湖にかかる橋やダムを1/50で再現したミニチュア池もあり、いろいろ観光的工夫のあるダムでした。