和文字山(和気アルプス)

 

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和文字の描かれた和気アルプスに挑戦!

 朝倉家と和気富士&和気アルプスへ。

このルートには大文字ならぬ和文字が描かれた山があり、両家とも名前に和文字が入る子供がいるのでGPS和文字描きに挑戦することが目的でしたが、それ以外にもコース上には和気富士や和気アルプスという、面白いルートがあることも魅力的。和気駅前の駐車場(1日100円!)で朝倉家と合流。駅前の金剛川を渡るとすぐに和気富士が目の前に。

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金剛川からの和気富士

 山の左下に何やら巨大な岩が見えますが、これは日本一の大きさの大題目岩だとか。確かにでかい。和気富士は一見なだらかな山に見えますが、実際には岩山であることがわかります。

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日本一の大題目岩!

ここから和気富士を回り込むように歩いて5分ほどで和気富士登山口に到着、ここから本格的な登りに入ります。

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和気富士登山口

とはいえ和気富士標高は173mしかないので、20分も登れば山頂に到着。和気駅や和気駅に入る電車を見ることができます。なお和気富士〜和気アルプスにはピークごとにイノシシ型の山名標識があります。 

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和気富士山頂標識。イノシシ型です!

 ここは写真だけでスルーして、目的の「和文字」があるピークまで登って昼ごはん。和文字は稜線付近に作られてますが、かなりの急斜面に作られていて、京都の大文字などに比べるとトレースは大変そうでしたがGPS和文字書きに挑戦開始。

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和文字・のぎへんの縦棒部分。かなり急です!

 試してみるとGPSが場所を認識するのに時間がかかるので、各線の先端では休憩がてら30秒ほど待つのが大事。でないとせっかく行ったのにトラックされず字が読めなくなることもあります。急斜面なので辿る線を分担しながらトレースすること約15分、なんとか和と読めるトラックが完成!なかなかの出来です‼︎

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GPSで描いた和文字。ちゃんと和に読める!

 目的は達したものの、ルートでいえばまたまだ道半ば。さらに進んでいくと今度は和気アルプスの名の通り山が岩岩してきてアルプスっぽくなってきます。

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和気アルプスの山稜。花崗岩質の岩肌がむき出しで木も低いため、確かにアルプスっぽい


行く方をながめると、山肌が全て一枚岩に見える竜王山が圧巻で、とても200m台の山には見えません。山の名前も穂高山とかアルプスを想起させる山名が続きます。

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穂高山からの竜王山。すごい岩山に見えます!

 下山後は駅まで戻ってから和文字下にある温泉にて一風呂浴びて神戸直行。このメンバーで山に登ると、子供たちは山の後は焼肉焼肉とうるさいのです…

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神戸牛の焼き肉!1人1枚限定‼︎

 ということで最後は神戸牛を一切れだけ食べて終了! 

 肉だけでもまた食べに神戸に来たいです!!

 

 

鳥取砂丘 サンドボード/スライダー


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春休みになった子供達が単身赴任終了前に関西に来てくれて、関西ツアーをしました。

鳥取砂丘を目指し出発し、2時間の運転で鳥取に到着。

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展望台からの鳥取砂丘の展望。遠望だと大きなグラウンドか工事現場のような印象でしたが

まずは鳥取砂丘展望台に行ってみると、高みから眺めると意外に小さく見える鳥取砂丘。すわがっかり名所か⁉︎と思いつつ砂丘散策に行ってみると、広さもさることながら砂丘の大きさに驚く。砂丘内に高さ30mほどもある山があり、その麓には池が。砂丘に登ると海が見えますが、海まではより高度感あり、確かに普通の砂浜ではないことを実感。これはなかなか見応えあります。

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まさに「砂丘」の、高さ30mほどの丘。足元が緩いので高さ以上に登るのが大変

 ここで子供達の興味によって二手に分かれました。母と長男は砂像博物館、父と次男はサンドボード&サンドスライダー体験へ。サンドスライダーは要は砂丘をそりで滑るもの、サンドボードは砂丘をスノーボードで滑るもの。それぞれの得物とヘルメットを持って砂丘へ移動。10分ほど歩いて、観光エリアから少し離れた海に面した砂丘に到着。

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サンドスライダー。最初にスタッフから説明ありますが、かなりの斜度です!

 ソリの方は、スキー場でいえば上級コース並みの急坂ながら、雪上ほどにはスピードが出ないので勇気を持って滑れば問題なく滑れる様子。

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サンドボード。直接脚を入れてゴムで固定する構造

 他方のサンドボードの方は、スノーボードとは違って靴を履かずにゴムでできたビンディングに直接足を入れるタイプ。また雪上と違ってターンを切ることは難しいので、急坂ですがまっすぐ滑ること、転びそうになったら前でなくお尻から転ぶよう指導あり。確かにこの斜度で転ぶと痛そうだなーと思いながらも、まずはトライ!しかしまずは出だしの平地から坂までぴょこぴょこ移動するのに苦労。しかしある斜度まで来るとするすると滑り出し、一気に加速!初回は斜度が緩くなるところでバランス崩して転んだものの、砂の上なので痛くないし、これは面白い!

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登りは土囊の階段で

…でもしんどいのは登り返し。スキー場と違ってリフトがあるわけではないので、ひたすら足での登り返し。でも土嚢で階段作ってくれてるので、先程の砂丘の登りよりは楽。次男とともに10回くらい滑りを楽しんで終了。ちょうど博物館組もちょうど見終わって合流。普段物静かな長男が「砂像すごかった!」と話してたので、そちらも行ってもよかったかもしれないけど、時間もないので投入堂へと移動。

 投入堂へと続く。

三徳山投入堂


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関西にいるうちに行きたかった国宝投入堂に、家族と行きました。

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遥拝所から見上げた投入堂

三徳山手前の道路からも遥拝でき、すごいところに立っていることがわかります。普通の登山レベルではあるのですが、何箇所か鎖場や崖上を通るので、厳密な入山時間規制や靴の確認、2人以上での入山が必要になります。

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入山口で輪袈裟を借ります

最初に出てくる難所はかずら坂で、木の根が露出した急坂を木の根を掴んで登っていきます。

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かずら坂。急坂に梯子のように木の根が発達

そんな坂をいくつか登ると、崖上に懸崖造りで建てられた第一の御堂・文殊堂が見えてきますが、その直前に鎖坂が現れます。鎖が3段続き、登り切ると崖上に立てられた文殊堂につきます。

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ついで現れる鎖坂。かなりの急坂です

文殊堂は上がって一周することができますが、柵がないので結構スリルある建物です。

子供たちは気にせず走り回ったり、腰掛けてますが。

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地蔵堂からの眺め。柵とかはないのでかなりの高度感

さらにもう一段鎖を登ると地蔵堂。こちらも懸崖造りで崖上に作られています。

その先は急登はなくなり、ゆるく登ると鐘を撞くことができる鐘楼があります。その先には岩の窪みに建てられた第3の御堂・観音堂があり、裏側の狭い通路を通ら抜けます。胎内くぐりと呼ぶとか。

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3番目の御堂・観音堂。巌窟にすっぽりはまるように造られています

 用語としては、このような崖の中に収まる形で建てた建築を投入堂というようですが、この先にあるいわゆる「投入堂」が最も有名な投入堂で、国宝にもなっています。岩角を曲がると急遽現れる投入堂は、一体どうやって建てたのか、どこから入るのか不思議な建物で圧巻です。

 昔は投入堂まで入れたようですが、今は入れず残念ですが、とても印象的な登山でした。

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国宝・投入堂。凄い所に建ってます

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三徳山の御朱印

 

 

北摂サイクリング

 


単身赴任終了前に、大学のクラブの仲間とのサイクリング ツアーを鶴中コンビで計画いただきました。

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アップ途中からの大阪市街の眺め

朝8時半に鶴中邸で自転車を借りて、集合地の箕面駅へ。意外に皆まだ自転車持ってるものの、ひさしぶりの人が多いのでメカトラあったりでぼちぼち出発。箕面の滝上の駐車場までひとしきりアップしたのち、箕面の滝を見学。

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箕面の滝。前日の雨で水量多し!

 さらに北上し、とても人気があるという卵お代わりし放題の卵かけご飯の店へひたすら走ること約1.5時間、ちょうど京都府との県境を越えたところにその店はありました。

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久々のダウンヒル

 まだ11時台ですが、定食屋に注文の列が10人くらい並ぶ人気ぶり。順番待つ間に常連のオーダーを見てると、たまごかけ放題の卵かけご飯(TKG)は500円で、適宜おかずを追加するシステム。親子丼をイメージして唐揚げを追加。ご飯もおかわりしつつ、気づいたら卵6個食べてました!

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着きました、卵かけご飯の店!

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卵かけご飯定食。最初から卵が5個もついてます

 食べ過ぎで少し腹が苦しい中、戻りのアップをこなして次は茨木の隠れキリシタン博物館へ。

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隠れキリシタンの里博物館

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教科書でも見る有名なザビエルの肖像画は、ここで見つかったものらしい

 次は勝尾寺へ。ここへのアップがかなりきつかったけど、それが最後のアップ!勝尾寺のことは知りませんでしたが、由緒正しい大伽藍らしく、広い境内には多数の寺院が。そしてらそこかしこに置かれている小さいダルマ。なんでもここの名物のダルマみくじらしく、引き終わったダルマを置いていくのが流儀?らしいです。結果、とてもシュールな光景のお寺に!

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勝尾寺名物のだるまみくじ。ちと顔がこわいですが

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おみくじ後の達磨が各所に奉納されててシュールな感じ

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達磨と記念撮影

 ひとつ手軽な山に登る計画でしたが、勝尾寺でわりといい時間になったので、箕面ビールの店で水分補給に予定変更。再び箕面の滝の横をかすめて箕面市内に戻り、地ビールを堪能。

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箕面ビールのIPAはうまかったです

 思ったより関西滞在が短く、またまだ行けてないところは多々あり残念ですが、最後に自転車ツアーもできて満足でした!

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短い間でしたがお世話になりました!

 

左大文字山 からの金閣寺展望

 引越しで不要になる荷物を、大学の知人が受取りに来てくれました。

京都に戻る車に乗せてってもらい「左大文字山も登れるか?」に挑戦することにしました。なお銀閣寺側の大文字山は大学時代によく登ってたことが背景にあります。

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金閣寺前から見上げる左大文字

 金閣寺前の交差点でおろしてもらい、まずは直登ルートを偵察に。しかし左大文字ほ会なる組織が厳重にゲートを封鎖しており、直登ルートは断念。

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直登ルートは、左大文字会保存によってブロックされています

 地図を見ると、金閣寺の裏の衣笠氷室町から左大文字山を経由して大文字の火床に行く道がありそうだったので、そちらに転進。

 金閣寺を回り込んで急な車道を登っていくと、途中で林道が終わって山道に。さらに山道を登るとT字路にぶつかるので、そこを右に行くと後はなだらかな道で左大文字山山頂に到着。山頂には一応標識ありました。

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左大文字山山頂に到着!小さいながらちゃんと標識があります

 山頂からはまたひとしきり降りると、急に狼煙台のような石造りの台が現れました。左大文字の火床に到着です!

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左大文字に到着!大文字焼きの時に使う火床が大の字にずらっと並び、その先に金閣寺が見えます

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金閣寺をズームアップ

 左大文字からは京都市街が一望、また大の字の「払い」の先には金色に光る金閣寺が見える好展望でした。ついでに大の字を歩いてなぞって、GPSでも大の字を描いてみました。

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GPSでも大の字を書いてみました

 下山して一応金閣寺にも参拝。池に映る逆さ金閣寺も見ることができました。

 ランドマークを眺めるための登山もなかなか乙ですね。

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金閣寺にも立ち寄りました。逆さ金閣寺が美しい!