子供がスケートに行きたいとのことで、できればオープンスペースなスケート場がああなぁとのことで、八ヶ岳スケートセンターに行くことに。ここはここで非常に空いてて、森の合間から甲斐駒ヶ岳が見える良いスケートリンクでしたが、その前に前から行ってみたかった中央本線廃線の旧立場川橋梁に立ち寄ってみました。
旧立場川橋梁は、富士見駅のすぐ近くにあり、中央本線によくある速度向上・直線性向上の結果旧線が廃線となったところで、割と最近まで使われてたせいかかなりしっかりと遺構が残っています。
まずは新線(現役の中央本線)から別れるところから歩き始めると、草がぼうぼうですが冬なので枯れてて歩きやすい感じで、やはり配線探訪のシーズンは秋冬だなあと実感。
5分ほど歩くと立場川橋梁につながる旧瀬沢トンネル入口に到着。この手前の架線柱もしっかり残っています。
当然ながら中は真っ暗なのでヘッドランプを装着して突入! トンネル内は小川が流れ込んでいて水路になっていますが、歩きやすいようちゃんと敷石が置かれているため、ヘッドランプさえ持ってきていれば特に問題はない感じ。10分も歩くと反対側の出口に出ますが、反対側は1mほど高い位置に路面が作られていたようで登らないといけないのですが、ここも親切にもハシゴがあり簡単に突破できます。
その先はトンネルの反対側と異なり非常に手入れされて歩きやすく整備されてました。よくみるとトンネル出口まで直接登る作業道路が。旧立場川橋梁だけ見るならこっち使うほうがずっと楽でしたね。笑
枕木や線路が残る枯れ草の道を辿ると、鉄柵でブロックされた旧立場川橋梁に到着。柵越しに見ると、まだ渡れそうなくらいしっかりした鉄橋を見ることができます。また右を見れば現役のコンクリート製立場川橋梁が、左を見れば中央道の端が見えます。帰路は再度トンネルを潜って脱出。
ある意味あの汽車ぽっぽの歌通りの探訪でした。「鉄橋だ、トンネルだ、たのしいな〜」