暑いので、夏のハイキングは下るだけコースを選定。
具体的には、軽井沢駅からバスで旧碓氷峠までバスで移動、そこから横川まで降るだけのコース。旧碓氷峠には日本三大熊野の熊野皇大神社、降る途中に旧信越本線の高架橋やトンネルを通れるコースあり、なかなか見どころ満載な感じのコースを選びました。
友人家族と軽井沢駅で10時に合流、少し先にあるバス停まで買い物しつつ移動。軽井沢は駅ですでに標高が1000m近くあるので、出発時の東京よりも涼しく高原に来た感じがします。
バス停で待っているとおしゃれな赤いバスがやってきて、峠までのバス停で満員に。
駅前はガラガラでしたが旧軽井沢のあたりはかなり賑わってました。
バスを降りたら、まずはすぐ横にある熊野皇大神社へ。
ここは県境にある神社で、1つの神社にそれぞれの県側にお賽銭箱や社務所がある変わった神社です。御朱印もそれぞれでもらえますが、長野県側には日本にもここだけにしかない立体折り紙の御朱印があり、開くと神社のシンボルである御神木の折り紙が飛び出てくる仕掛け!
また神木の横には矢を井戸に投げ込む運試しがあり次男が挑戦し見事に井戸の中へ。ついでに自分も挑戦すると、なんと井戸の横にある祠の段に乗る大当たり!?
次いで旧碓氷峠の展望台へ。登りなしと言いながら、この辺は少し登ります。とはいえ少し登っただけで横川側に妙義山含む展望が広がり、少しのアップでお得な感じです。
ここで尾根線を通るルートと旧中山道を通るルートの2つを選べたのですが、整備されてそうなルートが良いということで旧中山道コースを選択。後ほど観点が一つ抜けてたことに気付かされるのですが、それは後ほど。
腹ごなしに峠の力餅をつまみ食いしてからいよいよ下り始めます。
少し車道を歩き、山道に入る分岐点を探していると、「旧中山道」という看板を見つけました。しかし微妙に中と山の間があいていたせいか、子どもは「え?一日中 山道?」と読み間違え。確かにそう読めなくもない。笑
山道ではあるけど整備されてて順調に進み、地図上ではおよそ半分の地点にあたる茶屋跡でご飯に。前日に仕入れていた天一の家麺で天一を作り、軽井沢駅で仕入れた缶ビールを堪能。車使わないので運転しなくて良いのもいいコース。
さて旧中山道から旧信越本線に降りる分岐に来たのでここから沢沿いに降りるコースに。道は少し悪くなるけどそこそこ、、、と思ってたら想定外のものからの襲撃が。…ヒルです!
見つけるたびに登山道で子供達の阿鼻叫喚、その度に出動してつまみ落とします。
うーむ、この時期の沢コースは避けて尾根コースが良かったか。なるはやで歩いて旧信越本線廃線に向かいます。
無事旧信越本線まで着いたのでようやく一息。ここからは旧線路を歩くので、しっかりしたレンガ橋やトンネルになります。個人的にはここが今回のハイキングのハイライト。
廃線ながらもしっかり作られた橋やトンネル、そして一部だけ残る鉄路に在りし日の情景が想像されます。
廃線に入ってみると、ハイキングコースとして綺麗に整備されておりとても歩きやすい道に。もちろんヒルもなし!
とはいえ綺麗すぎて廃線歩きマニア?の次男は少し物足りない様子。。。
しかしいくつかトンネルを抜けた先に、ほんの一部だけ残っていた線路を発見してご満悦。
旧信越本線廃線の終点が峠の湯という温泉で、温泉&晩御飯を食べてまったりしてからタクシーで横川駅へ。
横川駅は今も残る信越本線群馬区間の終点駅になりますが、昔は碓氷峠を登る際にアプトをつけていた駅としても有名。つい鉄道好きの次男が遊びすぎて乗り遅れそうに。
色々ありましたが、盛り沢山な山行でした!