風で動く大きな作品を作っている、テオ・ヤンセンの作品展を見に行ってきました!
テオ・ヤンセンはオランダの物理学者から芸術家になった人で、現代のダ・ヴィンチと呼ばれてるとか。じっさいその代表作である「ストランドビースト」は、そのギミックがとても面白く、単なるメカではなくアートな感があります。
展示室に入ると、まずは風の力を足の動きに変えるギミックの展示。クルクル回すと虫の足のような形が前後に動くようになっていて、これが基本動作の様子。
そんな足がたくさん横一列に並べられてできたのが「ストランドビースト」。中央の部屋ではちょうど実演が開始。本場・オランダの海岸のように屋内で風で動かせないので、圧縮空気で動くこともできるそうで、圧縮空気での実演。空気を入れると一斉に足が動き始め、観客に迫ってきます。ナウシカの王蟲の大群のようで圧巻!
実演の後は改めて一つ一つの作品を鑑賞。よくこんな構造考えたな〜というものばかり。自分で押して動かせる作品もあり、これは押す力で足が回るもの。見た目より軽い力で動くことがわかります。
なんだか長男はとても興味を持ったようで、説明のパネルも順番に全部読んでました。ストランドビーストのことは知ってるから別に見に行かなくてもいい、と言ってたけど実物はやはり興味深い様子。
2種類目の実演を見た後は、ミュージアムショップでプラモを買って帰宅。2人とも翌日には完成、手持ち扇風機の風で動かして遊んでました。