霧降川 床滑



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 梅雨明け猛暑につき、川遊びへ!

 行き先は日光近辺の霧降川の床滑というところです。

 高速を降りて下道を走ると、ところどころに「床滑」という文字が出てくるのでそちらへと進みます。最後は細い砂利道の林道になりますが、床滑こちらと言う沢に降りる看板があります。そこから100mほど進むと少し道が広がって駐車できる場所があります。すでに10台以上の車が停まっています。

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床滑へと降りる道標

 準備をして川に降りると、そこはたしかに岩盤が床のように広がり水が滑るように流れる渓谷!よく名付けたものです。

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着きました、床滑!

 ひとしきり岩の上をスライダーで滑ったりポットホールに浸かってまったりしましたが、車の数に比べると誰もいないのは変なので、より上流には面白い場所があるに違いないと想像して、遡上をはじめます。

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ポットホールでの水遊び

 スライダーができるような渓谷なので注意しないとところどころ滑りますが、全般にはなだらかで歩きやすい渓谷です。少し登ると子供が数人遊んでいる広い場所に出ました。ここはちょうどいい傾斜の流れになっており、スライダーになる場所が満載。ここが床滑の核心部のようです。

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少し上がると、ちょうど良い傾斜の岩盤のエリアが出てきます!

 ここにはポットホールが多段に落ちながら滑れる場所があり、なかなか快適。

 水鉄砲なども活躍。。。

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ポットホールにドボン!思ったより深い!

 さらに遡上すると、水路のような流れが登場。早速滑ってみますがここはちょっと段差があって尻痛し。まあそれもまた経験!

 

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水路のようなスライダーも!

 さらに登ると川を横切る橋が出てきて沢からエスケープできますが、その先に滝行によさそうな堰堤が見えるのでそこまでがんばります。

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床滑のゴール地点にある大きな堰堤。かなりの水圧です

 近づいてみるとかなりの高さ&勢いの安定ですが、次男坊は果敢にトライ!するも足を滑らせて一瞬にして消えるイリュージョンを展開⁉︎

 どうやら一部見えないところに穴があり、そこに入り込んだようです。

戻ってきて話したのは「ちょっと異世界に行ってきた」

 …何かユニークスキルを身につけてれば良いのですが⁉︎

 

わ鐵廃線

 こないだ銅を使った実験をしたので、

 銅の産出地である足尾へ。結果的には、銅というよりテツな旅(鉄道3連発)に。。。

 

【1】わたらせ渓谷鐵道(わ鐵)

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足尾駅に着きました!
 まずは足尾駅から、わ鐵のトロッコ列車に乗車。
 発車5分前の到着!切符は車内で購入できます。

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わたらせ渓谷鐵道で最も急なカーブ。急流がよく見えます
 足尾駅から乗ると、銅山のある通洞駅から沢入駅の区間は、わ鐵でもっとも急カーブのある区間とのことで、同時に渓谷美も楽しめる区間でした。梅雨時で雨量も増えていて迫力満点。

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通り雨の中、ダッシュで跨線橋乗り換え!
 ただこの後。いろいろやりたいことがあったので、沢入駅で下り待合せの列車にダッシュで乗り換え、今度は普通の鈍行列車で足尾駅に帰還。往復1時間の乗車でしたが、2種類の電車に乗れて満足。
 
【2】足尾銅山

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こんどは足尾銅山のトロッコに乗ります
 次いで足尾銅山へ。足尾銅山も坑道内までトロッコで中に入る仕掛けで、乗り物好き&洞窟好きには二度おいしい⁉︎ トロッコは出だしがラックレールなので最初は牽引車が先導、途中傾斜が弱まったら切り離してトロッコだけで坑道内に入ります。

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硫酸銅の析出物。こんな青いのが所々にあります…!
 足尾銅山は一時日本の銅の30%を産出したとのことで、総延長は東京〜博多間に匹敵する1234km!また面白いのは溶け出した硫酸銅が再析出した真っ青な岩が所々にあること。これは銅鉱山ならではの見もの。

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銅の20kgインゴット。2万円くらい?

 坑道内には鉱石輸送に使っていた電車や、銅の精錬に使った器具、そして精錬後の銅インゴットがあります。20kgもあり子どもには持ち上げるのが大変な重さ。銅は最近かなり値上がりが激しいようですが、それでもキロ1100円くらいなので2万2千円くらい。

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鑿岩機体験。すごい振動!
 また坑道を出ると鑿岩機の体験もあり、その凄まじい振動を体験できて面白いです。最後は銅を使った古銭の博物館とお土産コーナー。昔は銅銭も足尾で作っていたそうで、裏に「足」と書かれたものが足尾産の古銭だそうです。
 お土産コーナーには銅を使った抗菌キッチングッズがたくさんあり、思わず購入。

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巨大な寛永通宝オブジェ!裏に足と書いてあるのが足尾産とのこと
【3】わ鐵の廃線探索

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草の中に埋もれゆく線路
 最後はわ鐵の廃線探索へ。わ鐵は現在間藤駅が終点ですが、かつてはその先の工場(足尾鉱山駅)まで繋がっており、その廃線がまだ一部残っています。
 まずは間藤駅に行くと、駅で一度レールは切断されているものの、その先の草むらの中までレールが続いています。しばらく先に車で走ると昔の踏切跡があり、中には入れませんが鉄橋がまだしっかり残っているのが見えます。

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かつての踏切から見る鉄橋
 そこからしばらく進み、渡良瀬川にかかる2つ目の橋を渡ると小さな神社があり、神社横から廃線に入ることができます。

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鉄釜⁉︎ふくめ、この辺はよく保存されています
 この辺りもまだいつでも電車が走れそうな線路。ただし線路のど真ん中に大きな鉄釜が落ちてて、これだけはどけないと⁉︎

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トンネル発見!
 さらに進むとトンネルが出てきます。中は真っ暗ですが、少し進むと反対側の明かりが見えるので携帯のライトレベルで簡単に通れます。

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トンネル出口から外を望む

 抜けた先はしばらく渡良瀬川がよく見える快適なコースが続いた先に、さっき道路から見た渡良瀬川を渡る大鉄橋が。

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退避用のスペースもまだ健在

ここまでで引き返して神社の逆側へと向かうと、一部斜面が崩れて線路が土砂で覆われた部分がありますが、線路脇を通れるのでそのまま進みます。

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一部線路が埋もれています
 20mくらいの短いトンネルと終点の工場に入っていく鉄橋が。こちらも我々は橋には入りませんでしたが、猿は何匹も線路上で遊んでおりました…

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終点の工場跡。猿の群れが鉄橋で遊んでました
 また神社まで戻って廃線探索終了後は、水沼駅の駅温泉に入ってから帰宅。充実の鉄道3連発でした。

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締めの駅中温泉・水沼温泉♨️

神奈川ダム巡り


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 今週は平日から雨が続き、「神奈川の水がめ」というホームページを見ると宮ヶ瀬ダム以外はみなゲートから放流していることを確認(★発電放流だと外から見えないので注意)。この近辺はもう降らない予報なので、各ダムの放流を見に行きました。

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まずは最も近い城山ダムから。城山ダムは天端を国道か走る珍しいダムで、ダムの付け根に駐車場と展望台があります。

展望台からみると、3つのゲートから越流させており、下流は沸騰したお湯のような状態に。次男が「水量減ったらダムをウォータースライダーできるかな?」「やめなさい」

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 ついで同じ相模川の上流にある相模ダムへ。相模ダムは相模湖を堰き止めてるダムで、相模湖の大きさの割に意外に小さめなダム。水量も城山ダムに比べると控えめ。ただ相模ダムは天端は歩行者限定のため、ゆっくりダム上部を見回れるのはありがたい(城山ダムは国道で歩道がないので天端歩けない。)

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 さらに相模川支流の道志川に架かる道志ダムへ。ここはかなり山道を走った先に、急に目の前に出てきます。小ぶりなダムですが、なんだかすごい音がする。車を停めて歩いてダムに戻ると、ゲートから水が斜めに放水される作りになっており、今日の放水量では対岸の崖に激しくぶつかって先程のすごい音を出していたことがわかりました。ウェブサイトを見るとここは20m3/sと1番少量の放水量のようでしたが、渓谷にあるためか次男は1番気に入ったようでした。

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 最後は神奈川南部の玄倉川にかかる三保ダムへ。実はここが1番行きたかったダムで、過去の放流の写真を見ると越流の白い水流がナイアガラのような美しさだったからです。また、ダムカードを模したフォトフレームもあるとか⁉︎

 

 かくして三保ダムに向かい、ダム下広場への分岐でハンドルを切ると程なくして放流する三保ダムが木の間から見え始めます。駐車場に停めて公園へ歩き出すと、まずは発電放流で出てきた水を貯めるプールが。なぜか丸くて「どら焼みたい」と言われてました。

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 公園の真ん中には、件のダムカード型フォトフレームが!ダムは上部しか見えない位置ですが、他にない面白い趣向なので写真撮影。さらに川まで歩くと、3つのゲートから越流した水流がナイアガラのようにつながった三保ダムの全景が! 勝手に神奈川のナイアガラと命名。

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 地図を見るとダム下から天端まで登れるらしいので軽くハイクアップ。ダム高は95mらしいので約100アップ。草が綺麗に刈られていてなかなか気持ちいい道です。

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 天端からは、鉄柵越しですがゲートの真上から越流を見られ面白い。また鉄網の上に立ってダム湖面も。またダムから降りると丹沢湖にかかる橋やダムを1/50で再現したミニチュア池もあり、いろいろ観光的工夫のあるダムでした。

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錬金術で金メダル!

 山梨県立科学館でやってた「錬金術で金メダル!」という企画に参加してきたのですが、これがなかなか秀逸でした。

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父の日特別メニューの、錬金術で金メダル!実験

 というのは、銅メダル🥉からスタートして銀メダル🥈、金メダル🥇と徐々にステップアップして行く製作方法のためです。

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最初は銅メダルです

 さて実験教室がスタートすると、まずは手元の銅メダルを磨き粉で磨きます。まずは表面の酸化皮膜を削るためです。仕上がりの金メダルにも影響する行程とのことで、しっかり磨きます。保護眼鏡・手袋を付け、磨き粉で磨いてすすぐ工程を3回繰り返します。

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「あれ?金メダルを作るはずが銀メダル⁉︎と思ってませんか?」

と楽しく進めてくれる科学館のスタッフ

 このように洗浄した銅メダルを、メッキする工程に移ります。銅メダルの穴の部分から銅線を通して捻り、通電できるようにします。乾電池の陰極側(黒い線)と繋ぎ、硫酸亜鉛水溶液中にどぼんとつけます。陽極側(赤い線)には炭素電極が付いており、ここが最重要工程とのことで、参加者全員の準備ができたところで一斉に炭素棒を投入し、そこからきっちり1分であげます。10秒もすれば銅メダルの表面が白くなり始め、30秒も経てば完全に銀メダルになります。1分きっかりで炭素棒を引き上げ、ついでメダルの方も引き上げると、見事な銀メダルに変わりました🥈!ただ実際には、使用した溶液から分かる通り、実際には銀でなく亜鉛メッキの亜鉛メダルだったりします。

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銅メダルにメッキして銀メダルになりました!

 最後に、銀メダルを金メダルにする工程で、ガスコンロを持ち出し火をつけます。なんと、先程作った銀メダルを火で炙れば金メダルになります、との説明。メッキまでは読めてたのですが、この工程は何をするのか想像できないまま実験してみると、たしかに30秒も火で炙るとメダルが銀色から金色に変化🥇!

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銀メダルを火で炙ると金メダルに⁉︎

 実験後の説明では、表面の亜鉛が溶けて銅と合金を作って黄銅の層ができたとのこと。なるほどー。まさか合金の実験を子供向けの実験教室でやるとは想像しませんでした!

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両親分、作りました!(一個は自作ですが…笑)

 他にも科学館ではロケット実験ショー、プログラミング実験もできて次男坊は大満足でした。

 ちなみに山梨県立科学館は愛宕山という山上にあり、甲府駅から歩いて30分弱で着くことができます。また帰りに少し奥にある夢見山、大笠山という山にも軽く立ち寄ってから下山。この辺は写真だけ紹介しますが、なかなか良いハイキングコースでした。

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科学館実験&大笠山ハイキングのルート図

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夢見山山頂。展望はないですが良い名前の山

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大笠山に行く途中からの甲府盆地の展望

深海のデメキン・メヌケ釣り


 深海のデメキンとも呼ばれる、メヌケ釣りに行ってきました。

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これがメヌケです。深海との圧力差で、釣り上げると眼が飛び出ます!


 メヌケは鯖とイカで釣るとのことで、餌作りから子どもと挑戦。スーパーで鯖の切り身を買ってきて1〜1.5cm幅に切った後、海の中でひらひらと動くよう、厚すぎる身は薄身に少し削ぎ落とし、冷蔵庫内で1日塩漬けにして水気を切って完成。ちなみに餌は釣り宿でも買え、スーパーで買えなかったイカを調達するも一箱1000円とお高い餌に。鯖だけでも作っといてよかった!

 

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鯖を切って塩で締めたものを餌に使います

 まただいぶ気温が暑くなってきたので、クーラーボックスを購入。少し高かったですが、見慣れたブランド(自転車でだけど)のシマノのクーラーボックスを購入。これが今回大変役に立ちます。

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シマノのクーラーボックス、インフィックスライト。I-CE値40



 さて当日。朝1時に起き鹿島港に出発、3時半に着いて平田さんと合流、4時から乗船開始。桟橋にはこの釣船のモットー、「No fishing, No Life」が。笑

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No Fishing, No Life!

 船は1時間ほど沖へ移動しポイントについたところで準備開始。船長の情報通り、約300mで底についたので、錘を海底の泥から抜いて海底スレスレのところに餌を流す作戦。10分ほど経って船長の合図で巻き上げ開始。初回なので感覚わからないながらも、なんだか時々負荷が変わるなあー、と思いながら巻き上げてくると、なんだか赤いものが見えて来ました。いきなり釣れてる!

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釣れました‼︎

 船酔いモード一転、まずは船の上に上げてからペンチで針を引き剥がしますが、針も魚もでかくて暴れるので一苦労。また他にも目の青いカラスザメもかかっていて外すのに時間を要し、結果2投目にはタイミング合わず。

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時折り竿を立ててメヌケを誘う

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真っ赤なメヌケが連なる、提灯行列!

 やはり朝一がいつも一番釣れるタイミングなので、その後はまたカラスザメがかかるくらいでなかなか動きがなかったところで、平田さんの方に6投目くらいで手応えあり一足先に巻き上げると、赤いものが連なって上がってきました。おー、これがメヌケを複数掛けた「提灯行列」、確かに祭りの夜に輝く赤い提灯のよう!

 普段より粘ってくれたものの、11時半で竿納、今回メヌケはこの他に1匹の4匹の釣り上げだったみたいで、そのうちの1匹を釣り上げられて本当にラッキーでした。

 

 クーラーボックスに氷をいっぱいに詰めてからひとまず近くの温泉で一風呂浴びてから遅めの昼食。ここは仮眠所もあって前泊にも使えそう。平田さんとはここでお別れして、少し追加の仮眠と道の駅での買い物をしてから帰宅。当日気温は25度を超える夏日だったので、クーラーボックス買っといたので心置きなく仮眠できます。。。

 釣り上げた後運転しながらも考えてみたのですが、今後こんな大きな魚を釣れることも滅多にないかもと思い、帰宅後長さと重さを測って60cm、2.3kgだったこと、メヌケはすぐ食べるより数日以上熟成させた方が美味しいという情報も鑑みて、魚拓を取ることにしました。

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魚拓作成開始!

 子どもの書道道具を確認したのですが、筆・墨、硯はあれど、紙は半紙サイズしかなく、全く上記のメヌケの大きさに足りません。仕方なく近所のスーパーに電話して障子紙を打ってることを確認してから購入にダッシュ! 94cm x 7.4mという無駄に大きいものになりましたが、無事購入。

 ここからはウェブサイトに出てる魚拓の作り方(直接法)をみながらの作成。まず魚の表面を洗ってからペーパータオルで包んで水分を粗どり。次いで墨を片面に塗り、切り出した障子紙を家族4人が一人ずつ角を持ち、せーので息を合わせて接地、中央部から縁の方に数回撫で付けたらまた息を合わせて剥離。こんな感じの出来上がり。 

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 この後墨を落とすのは少し大変でうろこ落とし〜エラ・内蔵処理まで行ったらもう真夜中。。。でもシマノのクーラーボックスにはまだまだ氷が7割くらい残ってたので、そのままクーラーボックスに戻して就寝。翌日の晩に会社から帰ってきてみてもまだ氷が半分以上残ってます。ここでもう一度取り出し、一緒くたにしていた内蔵をそれぞれに切り分け、またカシラと中骨を切り分け、アラ煮部分と刺身部分に選別。足が早そうな内蔵(心臓、胃)はさっと湯がいて晩酌に。心臓は柔らかい鳥レバー、胃はナマコのようにコリコリしてて美味しい。肝と卵は別途煮みにしたら、あん肝のように濃厚でおいしかったです。

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メヌケの刺身。見た目も味も鯛に近い

 3枚に下ろした身は、平日の夜に時々切り出して弾力と味の変化を確認しながら結局1週間熟成、次の週末に家族全員で刺身で食べました。前回バーナーの炙りに味を占めた長男は、炙りで食べたいとのことで、炙るとまた磯の香りも立っておいしく食べられました。

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炙りにハマった長男。なんでも炙りたがるようになりました



 トータルで見ればなかなか釣りの前後もドタバタして大変でしたが、面白い(美味しい)1週間でした。