14歳の山・1414m地蔵峠

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標高1414mの地蔵峠。標識にもしっかり数字が明記

 長男が14歳になるので14歳の山を探しましたが、1414mの山は秋田とか遠い所にしかない一方、静岡にある地蔵峠は峠ながらちゃんと1414mの標識あり、また富士山の展望も良さそうなので、ここに行くことにしました。

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林道途中にあった、わさび栽培発祥の地であることを示す看板

 新東名新静岡ICで降りて南アルプスへと北上。どんどん山里になり、通称奥静岡=オクシズ、というようです。渓谷沿いから山道に入るとわさび屋さんが。どうやらワサビの栽培は家康が食べるためにこの辺で始まったとか。

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林道終点からの登山道入口。すでに結構な積雪です

 さらにどんどん登っていくと葵高原という場所に到着。この辺りから路面に雪が結構出てきて、静岡といえどスタッドレス必須。標高1100mの無名の峠には数台分の駐車スペースありましたが、残りちょうど1台分でした。ここも積雪数センチあったので、最初からスパッツとアイゼンをつけることに。子供たちは初スパッツ&アイゼン。

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子供たちは初アイゼン&スパッツ。アイゼンは氷の上を歩きやすくて気に入った様子

 出だしだけ急だけど、基本的には峠までは緩い坂が続きます。所々で10cm近くに成長した霜柱あり、踏み潰したり投げたりしながら登ります。

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登山道で見つけた、かなり大きな霜柱。10cmくらいある?

 約1時間ほどで目的地の地蔵峠に到着。目的とした1414mの標識で長男は記念撮影。次男は木々の間から富士山を見つけて「富士山が見える!」(ので、もう登山終わり、と思って)と喜んでました。

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主稜線からの富士山。近くて大きい!

 そうは問屋が卸さず、隣のピークまで登ることを話すと子供たちからは文句が出ましたが、残りあと100アップなことをつたえるとなんとか登山再開。やはり年齢標識は山頂が良いですね…この100アップは主稜線なので結構急でしたが、とはいえ100アップなので15分くらいで到着。仏ケ谷山山頂は日当たりも良から雪が溶けた平地あり、そこで昼ごはん。

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標高1503m、仏谷山の山頂はひらけていてランチにちょうど良かったです

 ここでも富士山はよく見えますが、木陰の先に見える感じなので、次の峠まで歩いて周回コースで戻ることに。主稜線上は笹の草原が続いて展望よく、ついに木に遮られない全開の富士山が見える場所に到着!

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山葵田が出てきたら、林道(葵高原)はもうすぐ

 そこからは黙々と下山し、自分だけ峠に登り返して車を取ってきて登山終了。

 実はオクシズエリアの登山は初めてでしたが、富士山がよく見えて良いエリアかも。また来たいですね。